世界ALSデーは毎年6月21日に設定されており、筋萎縮性側索硬化症(ALS)という難病についての正しい知識と理解を広め、患者と家族への支援を呼びかけるための国際的な記念日です。
ALS(Amyotrophic Lateral Sclerosis)は、全身の運動神経が障害され、筋肉が徐々に萎縮し、動けなくなる進行性の神経難病です。症状の進行とともに手足やのど、舌、呼吸に必要な筋肉も動かなくなり、話すことや食べること、呼吸することも困難になります。ただし、脳や心の機能は保たれるため、患者は考えたり意思を伝えたりする力を持ち続けます。
世界ALSデーを通じて、ALSとともに生きる人々への理解と支援が広がり、病気の克服や社会のより良い環境づくりが進むことが期待されています。https://alsjapan.org/2330/